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検査を怖がってはいけない!性病は病院で治療を受けることができる

体に何らかの異常を感じて性病の疑いがあっても、治療をしないで放置し続けてしまう人は少なくありません。性病に罹ることについて、何か悪いことをしているように感じている人がいるからです。病気であることを認めたくないという理由で、病院で受診したり、性病の検査を避ける人もいます。

性感染症の多くは、病院で受診して早期に治療を開始すれば簡単に完治させることができます。ただし、自然治癒することはないので、放置し続けると他の人にうつしたり、症状が悪化して重大な合併症を起こしてしまう恐れがあります。例えば、HIVは発症前の潜伏期間の間に治療を開始して薬を服用すれば発病を防ぐことができます。エイズが発病した後に治療を開始すると、余命が短くなってしまいます。近年は日本国内でHIV感染が確認された人の中で、全体の約3割は発病した後で発覚しています。

もしも性病の兆候に気づいたら、体が大きなダメージを受ける前に早めに治療を開始することが大切です。症状が軽い初期の段階でも病院で性感染症の検査ができますし、陽性反応が出た場合は適切な治療を受けることができます。ちなみに病院で検査を受けて病原体に感染していたら、検査料金の一部は健康保険から支払われます。体の異常を感じたり性感染症の感染が疑われる性行為を経験した場合は、怖がらずに病院で検査を受けるようにしましょう。

性病の中には、発症するまで長期間にわたり無症状の潜伏期間が続く病気もあります。HIV・B型肝炎・C型肝炎・梅毒などは無症状の潜伏期間が数年~10年と非常に長いことから、感染していることに気づかない患者も少なくありません。複数のパートナーと性交渉をしたり、性風俗店を利用した経験がある人は、症状が出ていなくても検査を受けることが大切です。HIVや梅毒などの一部の性感染症については、各都道府県に設置されている保健所でも無料で検査が受けられます。

忙しくて検査のために病院や保健所に行けない人は、通販サイトで販売されている性病の検査キットを利用する方法もあります。国内の会社が製造・販売しているキットであれば、自分で検体を採取してから郵送で検査機関に送付します。海外で販売されている検査キットには試薬が付いているので、すぐに結果を知ることができます。検査キットは簡易的に性病に感染しているかどうかを調べるためのものですが、病気の早期発見に役立ちます。もしも検査で陽性反応が出た場合は、早めに病院に行って治療をするようにしましょう。